本日は東京都荒川区にあるサンゴダール・マルジューのチョココロネです。
JR山手線の日暮里駅から谷中銀座のほうへ数分歩くとあるお店ですね。
一枚目の写真を見ていただくとわかるのですがなにやら不思議な建物ですね。
看板にマルジューと書いてあり、さらにお店の正面には丸に十のマークが付いています。
これはルーツが丸十製パンにあるということでしょう。
丸十パンの由来 日本で初めてイーストによる製パン法を開発したのは、丸十の始祖、田辺玄平翁です。
玄平翁は、アメリカで学び明治43年に帰国、私財を投じドライイーストの研究に励み、大正2年東京下谷黒門町に食パン製造工場を創設し、大正4年その製法を完成させました。それまでのパンは、まるで団子のようでしたが、ドライイーストを使用することで、今日のようなふっくらとした美味しいパンが焼き上がるようになりました。
その製パン法を学ぼうと、全国から弟子が集まりました。その門弟が田辺家の家紋を商標に掲げ、全国に広めていきました。
本年で96年をむかえる丸十パンは、酒粕あんぱんを開発した木村屋総本店やクリームパンを創案した本郷東大赤門前の中村屋、たまごパンの永藤パン店、カレーパンを考案した深川のカトレアと並ぶ老舗のベーカリーです。
引用:丸十のなつかしいパン
つまり店構えからもわかりますが、結構な老舗って事ですね。期待が高まってしまいます。
並び方がかわいい……。積み重なる動物みたいですね。
迷うことなく購入、お値段は160円。
購入した後谷中銀座で少し食べ歩いてしまったので、家に持ち帰りいただきました。
コロネとは関係ないですがたまるさんのちょんまげ芋おいしかったです。
では本題のチョココロネに戻っていきましょう。
見た目は、いたって普通です。奇抜さとかは特にない、安心する感じのコロネですね。パンはふわふわしています。
いつも通り割ってみました。
しっぽまで詰まってない系コロネですね。私は詰まってる系のほうが個人的に好みですね。
一口食べてみるとクリームがねっとりとと舌に絡み付いてくるかのような粘度があります。このクリームだから、尻尾の奥のほうまで注入できないのではないかと感じるくらいのねっとり感があります。甘くておいしい!
よくチョココロネの食べ方で尻尾を引きちぎって、頭のクリームをつけるっていう食べ方がありますが、このクリームだとやりずらそうに感じますね。
そしてパンかクリームははっきりとしないのですが、多少のしょっぱさを感じました。多分パンだと思いますが、そのしょっぱさと、ねっとりとしたクリームの濃厚な甘さがまじわって至福のおいしさを作り出しているように思えます。
最後に尻尾で濃厚な甘みをさっぱりとさせおいしくいただきました。